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コラム|御茶ノ水駅エリアで歯科をお探しの方は谷本歯科医院まで

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歯周病の治療って何をするの?~歯周病治療の流れ~ 

皆さん、こんにちは。
 
御茶ノ水駅 駅前エリアの「谷本歯科医院」です。
 
 
「歯ぐきが腫れて痛い」「歯がグラグラする」
 
これらは歯周病の症状です。
 
歯周病はCMなどで聞く機会も増えてご存じの方も多い病気だと思いますが、実際に治療の流れを知っている方は少ないのではないでしょうか?
 
そこで今回は、早めの治療が大切な歯周病治療の流れについてお話しします。
 
 

進行する前に開始したい歯周病治療の流れとは?

STEP 1 症状の検査
歯ぐきの深さである歯周ポケットを測定していきます。
出血の有無、歯の動きがあるかをチェックして、歯肉炎や歯周炎の状態を確認します。
 
STEP 2 歯石除去(スケーリング)・ブラッシング指導
歯ぐきよりも上にある歯垢や歯石を、専用の機械で除去します。
歯ぐきが炎症を起こしている時は少し出血をすることがありますが、汚れが原因なので、歯石を除去することで少しずつ出血もおさまります。
 
STEP 3 歯周ポケットの検査
歯ぐきの出血や炎症がおさまっているか、歯周ポケットの深さが改善しているか確認していきます。
初期の歯周病であれば、歯ぐきが改善している場合この段階で治療が終わります。
 
STEP 4 歯ぐきの深い部分の歯石除去(SRP)
歯ぐきの下にできてしまった歯石を除去します。
歯ぐきの深い部分にできた歯石は毒性が強いので、歯科専用の器具で歯石とバイオフィルムを取り除きます。
 
STEP 5 歯周ポケットの再検査
歯ぐきの下の歯石がすべて除去できると、もう1度歯周ポケットの検査をします。
炎症や歯ぐきの深さが改善しているか確認して、問題なければメンテナンスに移行します。
 
STEP 6 メンテナンス
歯周病の治療が終わると、その後は毎日自宅でケアをすることになりますが、歯周病の状態が安定しているか、3〜6カ月ごとに定期的なメンテナンスを受けましょう。
 
 

歯周病のセルフチェック こんな症状はありませんか?
  • 歯磨きの時に出血することがある
  • ときどき歯ぐきが腫れる
  • お口の中がネバネバする
  • 口臭が気になる
  • 歯ぐきが下がって歯が長くなった
  • 歯と歯の間のすき間ができて食べものが挟まりやすい
  • 歯がグラグラする

このような症状が出たら歯周病の可能性がありますので、早めに受診しましょう。
 
歯周病は初期の段階では、通院回数や痛みも少ないです。
 
しかし、骨が減ってしまうと、自然には戻らず大がかりな外科手術が必要になることもあるので、自覚症状が出たらすぐに治療を開始しましょう。
 
 
谷本歯科医院では、日本歯周病学会所属の歯科医師が在籍し、重度の歯周病患者さんの治療や再生療法にも対応していますので、お気軽にご相談ください。